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- 今年の映画プリキュアは5年ぶりのオールスターズ
- 気になってしまう「あのプリキュア」
- 余談:プリキュアオールスターズFを観て
- 余談2 個人的に好きなプリキュアオールスターズEDランキング
- 余談3 個人的に好きなプリキュア
- 終わりに
今年の映画プリキュアは5年ぶりのオールスターズ
5年前はレギュラー55人であったが,今は78人になっている.
オールスターズDXのときはOPで全員紹介があったが,今は全員1秒映したらそれだけでOPになりそうな人数だ.
また,プリキュア20年の集大成がどのように表現されるか楽しみだ.
先に挙げた事がオールスターズの見どころであるし,大体の人が注目している部分であると思う.ただ,私としてはオールスターズで気になってしまうプリキュアがいる.
気になってしまう「あのプリキュア」
事の始まりは,2013年公開の「映画プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち」.
そうだ,「キュアマリン」だ.
「映画プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち」で自身の存在感を世に知らしめた
animestore.docomo.ne.jp
オールスターズNewStage2の画像を検索すると,皆がキリっとした表情で横顔を見せる中で一人だけこちらを向くプリキュアの姿がある.
それが「キュアマリン」,「来海えりか」という女の子なのだ.
ハートキャッチプリキュアといえば,無限顔.無限顔といえば,「キュアマリン」.
NS2でもしっかり無限顔を披露している.ED後も「キュアマリン」は一人だけこちらを向いている.是非,久しぶりに確認して欲しい.
「キュアマリン(来海えりか)」のアイデンティティ
プリキュアといえば基本的に良い子が多いが,「来海えりか」は「going my way」を地で行く.
ハートキャッチまでは青キュアといえばクール系が多かったが,「来海えりか」も「キュアマリン」も自由奔放で表情豊かでやりたい放題.
青キュアについては,その後「キュアプリンセス」こと「ヒメルダ・ウインドウ・キュアクイーン・オブ・ザ・ブルースカイ(白雪 ひめ)」や
「キュアジェラート」こと「立神 あおい」といったクール系以外が登場している.
しかしながら,「キュアマリン」のように顔芸や体を張ったボケをかますプリキュアなど他にいない.
オールスターズ初出演は2010年公開の「映画プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!」
このときは,ハートキャッチプリキュアがメインのオールスターズであったが初出演のためか,緊張のあまり?,力を発揮しきれていなかった.
この後のオールスターズでは出演の度に爪痕を残している.
ちなみに,2016年公開の「映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!」ではその場にいたプリキュア全員のボケに対して「キュアマリン」がツッコミをかますシーンがある.
久しぶりにあのシーンを見て欲しい.
今回のオールスターズではどうなのか
正直言ってしまうと,今回はレギュラープリキュア78人全員にボイスがあるわけではない.
2018年公開の「映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」にはプリキュア55人全員にボイスがあったが,流石にあのような奇跡は難しかったようだ.
ただ,「キュアマリン」のアイデンティティは顕在であった.プリキュアが年々増え,全員集合のシーンで探し当てる難易度は上がっているが「キュアマリン(来海えりか)」を見つけて欲しい.
やはり,「安定のえりか」であった.
余談:プリキュアオールスターズFを観て
正直,表面的なお話としては大人が楽しめるものではない.
それは,プリキュアは大人向けではなく子供たちに向けられたものなので当然のことだ.
しかしながら,20年の歴史を感じることができ,映画の中で重要な問と解があったことがとても良かった.
子供視点では
お子さん的には現在放送中の「ひろがるスカイ!プリキュア」メンバーの活躍というところで楽しさがあるのだと思う.
最初は離れ離れになってしまったメンバーが集まり,最後は「キュアスカイ」が大活躍というのが良いところ.
また,劇中でのあるキャラの「どうやってプリキュアになったか」という問いに対する,その場にいた3人の思い思いの答えで夢を膨らませることができる.
あとは,今回の敵から教訓となることもあるだろう.
プリキュア好きな大人視点で
プリキュア好きな大人に対しては,まず20年の歴史を感じられることが大きい.
20年の集大成と銘打っている通り,歴史を様々な部分で感じられる.出てくるものや風景の他,20年からピックアップされたシーンなど.
プリキュアの歴史と共に自身の人生を振り返る良い機会であったと思う.
もう一つ映画で大事なことがあった.劇中ではあるキャラが「どうやってプリキュアになったか」という問いの前に,「プリキュアとは何なのか」という問いを投げかける.
この問いに対しては,その場にいるプリキュアは誰も答えを出せなかった.
「どうやってプリキュアになったか」という問いに対してはプリキュアたちからの答えがあった.しかし,これは子供たちに向けた答えだと思っている.
「プリキュアとは何なのか」という問いに対する答えはこの作品自体であると考えている.
今回はプリキュア4人ずつ4つのチームに分かれて物語が始まる.この17人と4匹?が何故,どのような理由でピックアップされたのか.
そして20年の歴史をまとめ上げて映画の最後に繋がる.さらに,「映画プリキュアオールスターズF」のFに込められた意味を映画鑑賞後に今一度考えてみる.
そうすれば,自ずと「プリキュアとは何なのか」という問いの答えを見つけられるのではないだろうか.
私にとってはそういう映画であった.
余談2 個人的に好きなプリキュアオールスターズEDランキング
- 2018年公開「映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」
- 2013年公開「映画プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち」
- 2012年公開「映画プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち」
1. 2018年公開「映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」
エンディングでイントロで今回のEDって何だっけなぁと思いきや,初代曲に入るのがとても良い意味で期待を裏切ってくるのが良い.
ED中のカメラワークやメインで映すプリキュアの選択,フューチャーされるタイミングも良い.
現状は歴代オールスターズのEDの中で飛びぬけていると思う.
2. 2013年公開「映画プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち」
ぶっちゃけドキドキプリキュアがメインだから個人的補正入ってる感がある.
それでも,ノリノリのリズムとプリキュアらしさを表現した歌詞はオールスターズにピッタリの曲であると思う.
そして,ED後には「安定のあれ」が待っている.
3. 2012年公開「映画プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち」
プリキュアが沢山集まったならば,みんなの動きがあるダンスが見たい?
君と イェイ! イェイ! イェイ! イェイ! 笑って
泣いちゃう気持ちを吹き飛ばし
いつも イェイ! イェイ! イェイ! 元気に
明日(あした)へ走っていこう
余談3 個人的に好きなプリキュア
終わりに
一つに,あのプリキュアの動向を,
一つに,プリキュアの20年の歴史を,
一つに,プリキュアとは何かを
劇場へ足を運び,見届けていただきたい.